【Ableton Live No.10】アレンジメントビューだけを使った曲の作り方その6
こんにちは。@ackcvanilla1(Rana_34164)です。
前回に引き続き、アレンジメントビューを使った曲の作り方です。
その5では、ハットを長いサンプルからくり抜いて置いてみました。これでごくシンプルなリズムができたので、その6では、
- 各トラックの音量を調整する
- 各トラックのパンを振ってみる
- フェードを使って音色を調整する
ことをしてより気持ち良く聞こえるようにすることをやろうと思います。
その5までの状態は
だとおもいます。ここからスタートです!
各トラックの音量を調整する
さて、再生して聞いてみると、なんとなくハットの音が大きすぎるかな?とか思うところがあるので、ハットのトラックの音量を調整してみましょう。
トラックの右の、赤枠で囲ったところで調整できます。ドラッグでもいいし、直接数値を打ち込むことができます。
再生しながら聞いていてしっくりくる音量に調整しましょう。
私はこれくらいにしました。
このように、スネアとかも気になったら調整してみてください。
私はスネアも少し調整してみました。
各トラックのパンを振る
再生して聞いていると、真ん中から全ての音がなっていて、なんとなく聞いてて疲れるというか、全ての音が重なって聞こえて聞きづらいと感じませんか?
こういうとき、各トラックの音を右から鳴らすとか、左から鳴らすとか、鳴る方向をバラバラにすると聞きやすくなることがあります。これをパンを振るといいます。
キックはがつんと真ん中から鳴るようにするとし、スネア、ハットを左右に振ってみましょう。
各トラック、右の赤枠のところで調整します。今、Cとなっていますが、これはセンターのC、つまり真ん中から鳴るようになっていることを表しています。
こんな感じで設定してみました。少しは聞きやすくなったかとおもいます。なお、Rは右から鳴る、Lは左から鳴るです。
なお、パンの振り方は、バンドやドラムセットを思い出して、その楽器のある位置から鳴るように振ることが多いですが、それにとらわれず、自分がしっくりくるように調整するのが良いのかもしれません。
フェードを使って音色を調整する
聞いていると、キックの余韻が長すぎて、少しねちっこく聞こえませんか?私はそう聞こえます。結構テンポは速いので、キックはもう少し歯切れのよい感じにしたいと私は思ったので、フェードを使って調整してみましょう。
1拍目のキックを拡大し、トラック名のすぐ下の赤枠から、フェードを選択しました。
フェードの右のほう、線が詰まっているところがありますが、ここをドラッグしながら音を聞きながら調整していきます。
こんな感じにしました。なお、ループをキック1発分にして調整するとやりやすいです。
最初の振幅の強い部分はちょっとだけ持続させて、そこから減衰させて1.1.3のあたりではほぼ振幅ゼロになるようにしました。
あとは、このキックをコピペします。command+Dは上書きしてコピーされるので、それでやりました。
こんな感じです。
(スネアの音がなんとなくいまいちですが、一旦はこの辺にしておきます。)
次回からは、(やっと)ベースの打ち込みを行いたいとおもいます。